業務用エアコンを飲食店に取り付けるには?期間、費用、選ぶポイントを解説

業種や使用する環境によって適切な業務用エアコンの形状や能力(馬力)があり、それぞれの業種や環境を考慮した業務用エアコン選びが必要です。最適な業務用エアコンや施工業者を選ばないと、能力(馬力)をいかせなかったり、余計な出費が発生してしまいます。

そこで今回は、業務用エアコンの導入を飲食店に着目して、まとめていきます。

これから飲食店を開店する方やエアコンの交換を考えている飲食店の方は、ぜひ参考にしてみてください。

業務用エアコンを飲食店に導入するに当たって

飲食店は、広さや建物の形状、また客席、厨房、バックヤードなど有無などで変動しますが、最初に、条件を比較的多い小規模の店舗と定義します。

  • 広さ:約10坪
  • エアコン設置個数:1台
  • エアコンの形状:壁掛け形

以上の条件で、飲食店に業務用エアコンを導入するケースについて解説しますので、こちらを参考にしていきます。

業務用エアコン取り付けの費用はどれくらい?

以上の条件ですと費用は、35万円前後です。どのメーカーのエアコンを導入するか、交換の場合は取り付けてある業務用エアコン状況によって、施工の費用が変わります。飲食店の場合、小スペースで営業することが多く、天井埋込形を希望の際には、天井に業務用エアコンが設置できるスペースが確保できるか確認する必要があります。

業務用エアコン取り付けの期間は?

業務用エアコンの交換施工であれば、半日あれば撤収まで完了することができます。天井カセット4方向形と壁掛け形では、1〜2時間施工時間が天井カセット4方向形の方がかかります。台数が2〜3台に増えても1日あれば施工が完了します。新築や取付位置、形状の変更がある場合は時間がかかることが多いので、事前に施工業者への確認が必要です。

飲食店が業務用エアコンを選ぶポイント

飲食店ならではの業務用エアコン選びのポイントがあるのでまとめていきます。

大きめのエアコンを導入する

飲食店に導入する業務用エアコンは、事務所等よりも能力(馬力)が高いものを導入した方が良いとされています。理由としては、飲食店の場合厨房から熱が大量に発生するため、空調を整えるのにより大きな馬力が必要だからです。

焼肉店やお好み焼き店のように厨房と各席にも鉄板がある飲食店は、さらに熱が発生しやすいのでより大きい能力(馬力)の業務用エアコンを導入しなければなりません。

目安としては、15坪であれば8〜10馬力の業務用エアコンの導入をおすすめしています。

フィルターが交換しやすいものを選ぶ

飲食店は、室内の油が飛び散りやすく、チリやホコリも舞うので、フィルターが汚れやすいです。他の業種に比べて小まめにエアコンのフィルター清掃を行わなければなりません。そのため、簡単にフィルター清掃が行える業務用エアコンを選びましょう。

最近では、エアコン内部を自動で清掃してくれる業務用エアコンが販売されています。例えば、日立の業務用エアコンはステンレスコートフィルターと回転ブラシを搭載しており、自動で清掃してくれます。ダイキンは、フィルターの汚れがたまるとお知らせしてくれるアラート機能が搭載されているので、無駄な清掃をする必要がありません。

また、外付けの業務用エアコンフィルターが別途で購入して取り付けることもおすすめしています。

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メーカー保証や工事保証が充実しているものにする

飲食店は、1日の稼働時間が長いため、エアコンの故障や寿命が短くなってしまうこともあります。また、小さいスペースでの工事になることが多いので、配管など複雑な仕様になることが多く、イレギュラーも起きやすいので、保証内容と期間は十分に確認しましょう。

メーカー保証と施工会社の施工工事保証はメーカーや業者によって異なりますが、メーカー保証は1年、施工トラブルの保証は3年程度を目安にする良いです。

例えば、ダイキンは業務用エアコンの保証年数が過ぎた場合、有料ですが延長することができるので、そういったサービスの有無もチェックのポイントです。

人感知センサー付きの業務用エアコンがおすすめ

飲食店では、お客様が同じ席に長時間座ることがよくあります。人感知センサーは温度のムラを防いで、1個所に風あたりが集中することを防げます。お客様に適切な室温で過ごしていただけますので、お店の印象を良くすることができます。また、お客様の回転が多いカフェや逆に滞在型の店舗では温度調整が難しく、寒過ぎたり暑過ぎたりしてしまう場合があります。

人感知センサーがあれば、人数やいる場所に合わせて空調のムラを防ぐことができるので、おすすめです。特に、ダイキンのFive star Zeasシリーズは、人感知センサーに加えて床温度センサーも搭載されていて、より快適な空間を作ることができます。

業務用エアコンを飲食店に導入する際の注意点

飲食店で導入する時の注意点として、スペースの問題が挙げられますので少し紹介いたします。

室外機の置き場をチェックする

飲食店の外のスペースで、室外機を置くための十分なスペースがあるか確認する必要があります。スペースが非常に狭い場合は、導入できない業務用エアコンも販売されているので注意しましょう。

まとめ

今回は、飲食店で業務用エアコンを導入する際の選ぶポイントや注意点をまとめました。飲食店は、普通よりも能力(馬力)が必要です。また、汚れやすいのでフィルターの清掃面を注意して導入しましょう。

エアコン総本店では、創業から40年の実績と経験もあり、すべての形状のエアコン・あらゆる設置環境においても対応可能です。もちろん、飲食店への業務用エアコン経験も多くございます。ぜひお気軽にご相談ください!

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