ハウジング、マルチエアコン、パッケージエアコンとは?特徴や違いを紹介

 

オフィスや飲食店などに導入される業務用エアコンは、いくつか種類がありその中でも頻繁に導入されるエアコンが「ハウジングエアコン」「マルチエアコン」「パッケージエアコン」の3種類です。用途やニーズに合わないエアコンを選んでしまうと、電気料金が無駄に嵩んでしまったり、空間デザインに悪い影響を与えてしまうかもしれません。

今回は、3つの代表的なエアコンがそれぞれどういったエアコンかを紹介し、メリット・デメリットまでまとめます。

ハウジングエアコンとは?

ハウジングエアコンは、エアコン本体が壁や天井に埋め込まれているタイプのエアコンです。家庭用エアコンとして多く使われていますが、小さなオフィス等でも使われていることがあります。

マルチエアコンとは?

マルチエアコンとは、室外機一つに対し複数のエアコンを稼働させ、複数のエアコンは親機と子機に分かれており、一般的には冷暖同時といって、親機が冷房であれば子機もすべて冷房、親機が暖房であれば子機もすべて暖房になります。しかし、冷暖フリーと言われるタイプであれば、それぞれが独立したエアコンとして設定できるため、エアコン1は暖房・エアコン2は冷房に設定が可能です。

一つの室外機に対して、最大5台のエアコンを動かすことが可能です。

また、マルチエアコンは「ビル用マルチ」(業務用エアコン)とも呼ばれることがあります。

大型ビルなど部屋数が多い、大きなオフィスに設置されることが一般的。主に3000m2以上の中大規模建物を対象としています。

パッケージエアコンとは?

パッケージエアコンは、マルチエアコンと同様に一つの室外機で複数のエアコンを稼働させることができます。パッケージのように室外機と室内機の組み合わせが既に決められています。マルチエアコンの冷暖フリーというタイプとは違い、全てのエアコンが同じ設定で同時にしか稼働できないため、部分的な空調調整はできません。

マルチエアコンほどの馬力は必要ではないが、ハウジングエアコンよりは馬力が必要かつ、複数設置が必須な小さめのオフィスに導入されることが多いです。

それぞれのメリット・デメリットを紹介

それぞれのエアコンのメリット・デメリット紹介し、最後におすすめな施設をまとめていきます。

ハウジングエアコンのメリット・デメリット

メリット①:おしゃれな空間に同化できる

家庭用の備え付けエアコンとは違い、壁や床に埋め込みのタイプですのでおしゃれな空間を演出したい美容院や店内の見た目を重視する店舗におすすめです。

また、床置きタイプのハウジングエアコンも存在していて、キッチンの下などに収納が可能です。

メリット②:エアコン入れ替えの場合設置が簡単

本来、壁や床に埋め込み式のエアコンだと、足場を組んだ大掛かりな工事になる印象があると思いますが、配管を再利用する場合は壁を剥がしたりしないので設置が非常に簡単。費用も抑えながら、素早く導入できるためスケジュール調整も行いやすいです。

メリット③:少ない電力で快適な空間を作れる

ハウジングエアコンは、設置場所を選びません。空間の中で1番効率の良い位置に設置をして、少ない電力で部屋の空調を管理してくれます。電気料金も抑えることができるので、一石二鳥ですね!

デメリット①:新規の場合は、壁に穴を開けなくてはならない

ハウジングエアコンは、天井裏や壁裏に設置に十分ななスペースが必要です。新規の場合は、天井や壁に穴を開ける必要が生じてしまいます。

デメリット②:大きな施設には対応が難しい

ハウジングエアコンは、少し広めな部屋に設置するための家庭用エアコンです。大きめオフィスだと効率良く空調管理ができないため、大きな空間に対してはマルチエアコンかパッケージエアコンを検討することをおすすめしています。

おすすめの施設:美容院・クリニック・カフェ

マルチエアコンのメリット・デメリット

メリット①:一つの室外機で複数のエアコンを稼働させることができる

マルチエアコンの最大の特徴として、一つの室外機で部屋の用途に合わせて空調を変更することができます。また、馬力が違うエアコンを導入することもできるため、部屋が細かく分かれているオフィスや会議室が多い施設などにおすすめしています。

メリット②冷媒配管の自由度が高い

冷媒配管とは、空調配管の一つで熱を室内外に往き返りさせる配管のことを指します。この冷媒配管の自由度が高いのがマルチエアコンのメリットです。

この自由度が高いと、よりいい位置に業務用エアコンを設置することができ、少ない電力で効率良く稼働させることができます。

メリット③:室外機のスペースを確保しやすい

マルチエアコンは、一つの室外機で複数のエアコンを稼働させることができるため、設置するスペースはそこまで必要ではありません。

デメリット①:室外機が壊れると全てのエアコンが稼働できない

室外機が一つだけというのは、メリットではありますが同時に壊れた場合を想定すると大きなデメリットでもあります。室外機が壊れないために、過度な稼働時間を避けることと定期的なメンテナンスが必要です。

デメリット②:電気工事が必要

マルチエアコンは、室外機とエアコンの電力源は独自にそれぞれ持っています。通常のエアコンであれば、エアコン専用コンセントに刺せば、室外機を繋ぐことができるのですが、マルチエアコンの場合は、エアコンとは別に室外機用の電源を確保しなければなりません。

おすすめ施設:中小企業オフィス・病院・老人ホーム・ホテル

パッケージエアコンのメリット・デメリット

メリット①:一つの電源で電気を供給できる

パッケージエアコンは、一つの電力から室外機とエアコンに対して電気を供給できるため、マルチエアコンの取り付けの際に発生する電気工事は少ないです。

メリット②:スイッチ一つで複数のエアコンを同時に操作可能

パッケージエアコンは、スイッチ一つで複数のエアコンを操作できるので、オフィスのような大きな区切りのない部屋の場合マルチエアコンよりも素早く稼働することができます。

メリット③:マルチエアコンに比べて施工費が安い

パッケージエアコンは電源が一つだけで良いので、電気工事がマルチエアコンに比べて少ないです。また、配管の自由度が少ない分、配管工事はマルチエアコンに比べて安くできることが多いです。

施工期間もマルチエアコンより短く、工事の日程調整がしやすいです。

デメリット①:機種が限られている

パッケージエアコンは、室外機とエアコンがセットになって販売されています。そのため、室外機はこれでエアコンはこれということができません。また、マルチエアコンとは違い、冷媒配管が短いため自由度が少なく、場合よっては部屋の中で最も効率の良い場所に設置できないこともあります。

おすすめ施設:中小企業のオフィス・大会議室・平屋の事務所

まとめ

今回は、ハウジングエアコン・マルチエアコン・パッケージエアコンの特徴とメリット、デメリットを紹介しました。それぞれ性能を理解することで、それぞれの会社に合ったエアコンを選ぶことができますね!しかしながら建物の構造上、パッケージエアコンで十分なスペースでもマルチエアコンを導入することは稀にあります。

そういった判断は、現場経験の長い施工会社でないと難しいです。エアコン総本店は、経験豊富な優秀なスタッフを揃えていますので、適切に判断し最適な施工プランご提案できます。無料で見積もりまでさせていただきますので、エアコンの買い替えや新規エアコン導入の際はご連絡をお待ちしております!

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