【取り換え工事版】業務用エアコンを病院に取り付けるには?期間、費用、選ぶポイントを解説

病院やクリニックの業務用エアコンを取り付ける場合、気をつけるべき点がいくつかあり、

事前に知っておくことで室内に1番適したエアコンを選ぶことができます。

業務用エアコンの取付をエアコン施工会社に依頼する場合、気をつけなけらばならないのはエアコン施工会社によっては病院やクリニックの施工工事の実績がないということも、、、。

そこで今回は、業務用エアコンを病院やクリニックに取り付ける際の基本事項と選ぶポイントを紹介していきます。

病院に業務用エアコンを導入するにあたって

病院館内とエアコンが写っている写真

今回は、以下の条件の病院で業務用エアコンを導入した場合を想定して解説していきます。

  • 広さ:約60㎡
  • エアコン設置個数:3台
  • エアコンの形状:天井カセット4方向形

病院に業務用エアコンを導入する場合、小さい病院でも待合室と診察室、スタッフルームで最低3台の取付が一般的です。そのため今回は1番需要のある3台取り付けを想定していきます。

ちなみに天井カセット4方向形とは、施設などの天井に埋め込まれているタイプの業務用エアコンで、4方向から風が出る仕組みになっているものを指します。

業務用エアコン取り付けの費用はどれくらい?

3台からの導入が一般的な病院では約100万円~120万円が相場です。レイアウトや広さによって台数が減ればもう少し抑えることができますが、オフィスなどに比べてレイアウト的に少し高くなりがちです。

業務用エアコン取り付けの期間は?

取り付け期間は、交換取付であればだいたい半日で終了しますので、少ない臨時休業日でも対応できます。

しかし、新しく設置する場合は、天井埋込形が主流な病院やクリニックでは、実際に天井に穴を開けてみてからエアコンが入るスペースがないというトラブルが起きやすいです。その場合は、アンカー打ち作業が発生することが多く、施工期間が伸びてしまうこともあるので、施工会社との綿密な打合せと、予備日を数日準備しておくことをおすすめしています。

病院に適した業務用エアコンを選ぶポイント

空気清浄機能搭載の業務用エアコンが必要

ウイルスをブロックしている写真

病院は、ウイルスや細菌など目に見えない有害物質が蔓延しやすい空間です。体が弱っている患者様に別のウイルスが移ることは容易にありますので、空気は清潔に保たなければなりません。

現在、空気清浄機能付きの業務用エアコンを販売しているメーカーは、ダイキンとパナソニックのみ。そのため、まずはダイキンかパナソニックの業務用エアコンを検討するしかありませんが、やはり人気はダイキンです。

ダイキンのストリーマ技術は、Sarsコロナウイルス(以前蔓延したコロナウイルス)を99.9%の抑制に成功したという研究が発表されており、内部クリーンユニットのほかに、部屋の空気をキレイにするには「ストリーマ除菌ユニット」が必要になりますので、費用増にはなりますが、新型コロナウイルス対策にも活躍する可能性はあります。

パナソニックのナノイー技術は、有害物質や臭いまで取り除くことができ、さまざまな薬品を扱う病院には清浄効果が期待できます。

また、ウイルスを抑制するだけでなく湿度の管理も可能ですので、空気の乾燥を防ぎ風邪の予防に効果的に働きます。

また、空気清浄機を別で買うというのも手段の一つとして考えられます。部屋の環境にあったサイズやデザインも選べ、置き場所を変えたりできますので、予算はもちろん、部屋の広さや個室の数などをエアコン施工会社と相談して決めましょう。

空気の流れを考慮する

風に人が当たっていない様子

病院では、患者様が同じ席に長時間座ったり、病院の備え付けの肌着で過ごさなければなりません。直接患者様に風が当たり続けると、不快感を感じやすく病院の評価に繋がります。この状況を避けるために、人感センサー付きの業務用エアコンをおすすめしています。

人感センサー付きの業務用エアコンを販売しているメーカーは、ダイキン・三菱電気・日立の3社です。
人感センサー付きだけでなく、床温度センサーや輻射温度センサーのような室内に置かれている家具や機器などの温度を感知するものもあります。

使いやすいタッチパネル

病院やクリニックは、待合室以外に診察室、ナースステーション(大病院だと集団病棟、個人病棟、食堂なども)など、用途に合わせた部屋で分かれています。

個人病棟ですと病院のスタッフ以外に、患者様もエアコンを操作する場面があります。

特に、ボタンの数が少なく文字が大きく表示されるシンプルなデザインのものをご検討すると良いでしょう。

業務用エアコンを病院に導入する際の注意点

契約のアンペア数を確認しよう

ビル用マルチでいろんなものが一つの室外機で動いている写真

病院やクリニックの場合、床面積は広いですが小さい部屋に区切られていることが多いため、それぞれの部屋に対して馬力(エアコンの能力)はさほど必要ではありません。

しかしながら、それぞれの部屋のエアコンを家庭用エアコンで契約してしまうと、電力不足になったり、さらに電気料金が高くなってしまうことも、、、。業務用エアコンは動力(三相200Vの電気)でなければ使えないものも少なくありませんので、事前の現地調査で施工会社にしっかりと調べてもらうことが大事です。

病院やクリニックでは、大きい部屋のみ業務用エアコンを導入して、小さい部屋を家庭用エアコンにするよりも、ビル用マルチエアコンを導入し電力の供給源を一つにして、一括管理することも可能です。

まとめ

業務用エアコンを病院やクリニックに導入する場合の注意点や、業務用エアコンを選ぶポイントを紹介しました。病院では快適性が特に重視されているので、空気清浄機能付き業務用エアコンや臭いを取ることのできるモデルはもちろん、空気清浄機との併用をおすすめしています。

人感知センサー付きというのも部屋を快適に保つために重要な要素ですので、これらを考慮してエアコン導入を検討しましょう。
エアコン総本店では、創業から40年の実績と経験もあり、すべての形状のエアコン・あらゆる設置環境においても対応可能です。もちろん、病院やクリニックへの業務用エアコン経験も多くございますのでぜひお気軽にご相談ください!

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