業務用エアコンのリースはお得?リースと購入を比較! | 業務用エアコン取付工事・通販のエアコン総本店

業務用エアコンのリースはお得?リースと購入を比較!

業務用エアコンの設置には購入以外にリースという方法があります。この方法はコピー機や車の導入などでよく利用されており、ご存知の方も多いのではないでしょうか。実際に業務用エアコンを設置する際にどちらを選べばいいのか悩んでいる方のために、今回は業務用エアコンのリースと購入についてご紹介します。

業務用エアコンのリースとは

業務用エアコンの導入にかかる費用を抑えたいのであれば、リースがおすすめです。自社にとって最適な導入方法を選ぶためにも、まずはリースについての知識をおさらいしておきましょう。

・リースとは

リースとは、ユーザーが希望した機器をリース会社が購入し、月々の支払いを条件に貸し出しを行うという契約方法です。業務用エアコンの場合、エアコンの本体価格と工事費用の合計額に、リース利率をかけた金額がひと月あたりの料金になります。

・リースとレンタルの違い

一定の金額で機器が貸し出されるという点ではレンタルも同じですが、レンタルの場合は保証金や工事費用が別途必要です。また、リースは新品・最新のエアコンが利用できるのに対し、レンタルは基本的に中古の在庫から希望にマッチした機器を貸し出します。そのため、長期的な使用を目的とする店舗や事業所にはあまり向いていません。

・リース期間が終わるとどうなる?

リース契約の期間は、4〜7年が一般的です。契約期間を終えた機器は、原則としてリース会社に回収されますが、別のエアコンをリースしたり同じエアコンを再リースしたりすることで、継続的に使用できます。リース会社によっては、買取や撤去も可能です。

業務用エアコンをリースするメリット

実際、業務用エアコンを導入する方法の一つとして、リースを選択する企業が増えつつあります。購入やレンタルよりもリースが選ばれているのには、次のようなメリットが理由として挙げられます。

・計画的な支払いができる

リース契約は、月額料金が一定であるため支払いの見通しが立てやすいといったメリットがあります。また、リース料にはエアコンの購入費用や工事費用が含まれていることから、初期費用をかけずに最新・新品の業務用エアコンを導入できるのも魅力の一つです。初期費用が浮いた分、エアコンをグレードアップさせたり他の設備に投資したりなど、効率的な資金運用ができます。

・経費で処理ができる

税法上、一定の要件を満たしている企業であれば、リース費用を賃料として経費処理できます。またリースの場合、業務用エアコンの所有権は事業所ではなくリース会社にあるので、固定資産税がかからないのも特徴です。面倒な償却計算や財務管理が必要ないうえに、節税効果が期待できるのはリースならではのメリットと言えるでしょう。

・動産総合保険の対象になる

「動産総合保険」とは、洪水や台風、盗難などの予期せぬ事故に際し、業務用エアコンを始めとする動産が故障・破損・紛失した場合に適用される保険です。業務用エアコンのリース品には、リース会社によって動産総合保険がかけられていることが大半であり、設置先である事業所が修理費用や損害金を負担する必要はありません。

・銀行の借入枠に影響がない

少ない資金で業務用エアコンなどの設備を導入しようとする場合、銀行からの借入によって費用をまかなうのが一般的ですが、リースの場合は借入要らずで融資と同様の効果を得られます。銀行の借入枠をキープできるため、他の方面に資金を費やせるのが強みです。

業務用エアコンをリースするデメリット

業務用エアコンのリースにはさまざまなメリットがありますが、デメリットにも注意が必要です。場合によってはメリットよりデメリットのほうが大きくなる可能性もあるため、十分に理解しておきましょう。

・支払総額が購入よりも高くなる

月々のリース料には、手数料となるリース利率が上乗せされるため、業務用エアコンを自社で購入するよりも支払総額が高くついてしまいます。

・途中で解約ができない

原則、リース契約は中途解約ができません。どうしても解約したい場合は、違約金として残った契約期間分のリース料金を一括で支払う必要があります。一時的とは言え金銭の負担が大きくなってしまうため、リースをする場合は資金計画が現実的か、事業に継続性があるかどうかを考慮しておくことが大切です。

・エアコンの所有権がない

リース契約した業務用エアコンの所有権はリース会社にあるため、自社で勝手に売却・処分をすることは許されません。たとえ契約期間が満了しても、機器をリース会社に返却するか再リース契約が必要になる場合がほとんどです。ただし、一部のリース会社では、契約満了後に3か月分の月額料金を払えば、業務用エアコンを自社所有にできます。

・審査が必要

リースは本来、リース会社が購入したエアコンの代金を月々の支払いで返済していくシステムのため、リース契約をする際は審査が必要です。審査のハードルはそれほど高くはありませんが、すぐにリースを開始できるわけではないため注意しましょう。また、リース会社によっては連帯保証人が必要とされ、法人の場合は必ず代表者が連帯保証人にならなければなりません。

業務用エアコンをリースする際の流れや費用について

業務用エアコンのリースは、次のような流れに沿って行います。リース費用の相場価格についても解説するので、業務用エアコンの導入を検討している場合は、ぜひ参考にしてください。

・業務用エアコンのリースの流れ

業務用エアコンをリースする際の手続きは、それほど難しくはありません。基本的には次のような流れに沿って行われます。

①見積もり

来社または電話、ネットなどによってリース会社へ見積もりを依頼します。そのときに注意したいのが、必ず複数の会社から見積もりを取ることです。業務用エアコンをリースする際の費用やサービス内容について、すべてのリース会社が同じものを提示するとは限りません。会社によっては、故障時の補償や契約満了時の所有権移転をしてくれるところもあります。相見積もりをして契約内容を比較することは、資金運用の観点から見ても重要と言えるでしょう。

②審査と現地調査

リースの開始に伴い所定の審査を受ける必要がありますが、そのためには概算見積もりの段階で予審を通過しなければなりません。予審を通過すると現地調査が行われ、実際の設置環境や空間の広さに合わせて業務用エアコンを選びます。状況によっては希望していた機種では不十分な場合もあるため、気になる点があれば余すところなく相談しておきましょう。現地調査後、正確な見積もりが提示され、内容に差し支えなければ本審査・契約を行います。

③導入工事

本審査・契約が無事に終わると、工事業者による導入工事が行われます。設置に問題がなければ、後は決められた契約期間までリース料金を支払います。

・業務用エアコンのリース費用相場

業務用エアコンのリース費用は機種や工事内容によってバラつきがあり、相場価格を一括りにできません。したがって、ここでは一般的に導入されている機種(型)の本体価格と工事費用に分けておおよその価格を解説するので、リース契約を選ぶ際の基準の一つとして考えましょう。

<本体価格>

多くの事業所で導入されている天井埋込型カセット4方向の場合、定価の約25〜40%がリース費用の相場です。対して、一部のリース会社でしか取り扱っていないビルドイン型・ダクト型は、定価の70〜80%の価格が見込まれるでしょう。エアコンの型によって相場価格に差があるのは、人気のある機種ほどリース品の数が多いため、値引きされやすいのが理由です。

<工事費用>

3馬力の天井埋込型カセット4方向を導入した場合、新規設置で20〜30万円、入れ替え工事で10〜20万円が工事費用の相場です。取り付けが比較的容易な壁掛型であれば、新規設置で10〜15万円、入れ替え工事で5〜10万円となり、工事の難易度に応じて価格が前後するとみてよいでしょう。また、馬力によっても工事費用が変わり、1馬力につき5,000〜1万円の増額が見込まれます。

業務用エアコンのリースとクレジットの比較まとめ

業務用エアコンの導入方法には、リースの他にもビジネスクレジットと呼ばれる方法があります。ビジネスクレジットとは、自社で使う業務用用品や業務用機器の購入代金を一旦クレジット会社に負担してもらい、分割で返済していくという方法です。リース同様、初期費用を抑えられるのが魅力ですが、契約内容や経理処理の仕方に大きな違いがあります。

最後にリースとビジネスクレジットの違いを以下の表にまとめたので、業務用エアコンの導入方法を決める際の情報としてお役立てください。

リース クレジット
契約形態 賃貸借契約 売買契約
所有権の所在 リース会社 返済中はクレジット会社 完済後は自社所有
固定資産税の納税者 リース会社 自社
契約期間 長期契約(3~7年) 定回数(12回・36回~)
途中解約の対応 原則できない (ただし、違約金およびリース残額を一括清算すれば可能) 原則できない (ただし、クレジット残額を一括清算すれば可能)
契約満了後の機器の取り扱い 再リース契約またはリース会社に返却 自社に所有権が移行 減価償却事務は残存

ただし、ビジネスクレジットを利用する場合は、機器の本体価格に対して一定の利率が加算されることに注意しましょう。業務用エアコンの購入価格や支払回数によっては、リースのほうが総支払額を安く済ませられる可能性があります。

まとめ

「業務用エアコンを導入したいけれど、まとまった資金を準備することが難しい」「固定資産税の課税や財務管理の手間を省きたい」といった場合には、リースをおすすめします。ただし、状況によっては購入やビジネスクレジットのほうが向いていることもあるので、事業の特性を考慮したうえで最適な導入方法を選びましょう。

エアコン総本店では、リース契約のご案内も可能なため、業務用エアコンの導入をご検討している方はぜひお気軽にご相談ください。

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