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業務用エアコンのおすすめメーカーは?
違いやメーカーの特徴まとめ

オフィスや店舗内の空調環境によって、業務効率は大きく変わるとされています。業務用エアコンを取り扱うメーカーはいくつかあり、製品によって耐久性や電気代など、それぞれがさまざまな特長を持っています。

そのため、「自店舗や当院に適した業務用エアコンはどれだろう?」と頭を悩ませる方も少なくありません。

この記事では、ご利用の店舗やオフィスに合う業務用エアコンを探している方へ向けて、業務用エアコンの各メーカーが持つ特徴やおすすめポイントをご紹介します。

業務用エアコンの国内シェアが高い、有名メーカーは6社

国内では複数のメーカーが業務用エアコンの製造・販売を行っています。メーカーによって搭載されている機能が一部異なり、製品のメリット・デメリットを踏まえたうえで自身の環境にあった業務用エアコンを選定することが重要です。

業務用エアコンは、「ダイキン」をはじめ国産6社のメーカーが国内でマーケットシェアを独占しています。

業務用エアコンのシェア率が高いメーカーは、ダイキン

一般社団法人「日本冷凍空調工業会」が行った自主統計に参加した企業は8社。2020年度に導入された業務用エアコンは、メーカー8社合計で808,772台に上ります。

自主統計に参加している企業の中でも、特に業務用エアコンの国内シェアを高めている有名メーカーは以下の6社です。

  • ダイキン(約40%)
  • 三菱電機(約25%)
  • 日立(約10%)
  • 東芝キャリア(約8%)
  • 三菱重工(約8%)
  • パナソニック(約5%)

そんな業務用エアコンメーカーの中でも、ダイキンは特に突出したシェアを誇っています。ダイキンは世界的な空調設備の売上高でもランキング上位に輝いており、業務用エアコンに限らず人気の高いメーカーです。

そのため、ダイキンは業務用エアコンの中でも特におすすめのメーカーだと言えるでしょう。

サポートコールセンターは24時間365日 、ダイキンの業務用エアコンが持つ特徴

ダイキンは国内の業務用エアコンシェアNo.1を持つメーカーで、世界売上ランキングも1位と空調設備のメーカーとして世界中で人気を集めています。また、2021年には家庭向けエアコンの国内シェアもトップに躍り出るなど、空調設備シェアで安定した実績を誇っています。

そんなダイキンの業務用エアコンは「ムラを抑えた温度調節」を得意としており、360°全方向に気流を送れるS-ラウンドフロータイプなら、会議室などの空間も快適な温度まで素早く調節可能です。

また、「アクティブ・サーキュレーション気流」によって、店舗やオフィスを問わず部屋全体に気流を行き渡らせることができます。「天井埋込式」「吊り下げ式」などの業務用エアコンの種類に富んでおり、ビルの一室から工場まで幅広いシーンに対応できるのもポイント。

24時間365日オープンしているサポートコールセンターや、AIによる故障自己診断、メンテナンスやエアコンクリーニングサービスなど。幅広いアフターフォローが期待できるのも業務用エアコンのメーカーとしておすすめされている理由の1つでしょう。

「ダイキン」のおすすめポイント

  • 日本トップシェアを誇るノウハウで安定したクオリティ
  • 360°全方向に気流を送りスピーディで快適な温度調節
  • 期待できる手厚いアフターフォロー
  • 換気機能付きエアコンはダイキンだけ

ダイキンの代表的な業務用エアコン、FIVE STAR ZEAS

FIVE STAR ZEASは、ダイキンの代表的な業務用エアコンです。性能に関しては、快適性、省エネ、運転能力がトップクラス。ストリーマ技術、人検知センサー、床温度センサー、新冷媒R32など最新技術が詰まった業務用エアコンなのです。 サポートコールセンターも24時間のため、深夜営業等もある飲食店からの支持率が高いです。

施工性という部分に関しても力を入れており、非常に軽くて薄く作られています。施工のしやすいエアコンですと、施工人員カットができる場合がありますので、施工費が少し安くなることも。

比較的、機器代金は他社と比べて高価格のため初期費用が整っている企業様におすすめしています。

センサー機能に優れた、三菱電機の業務用エアコンが持つ特徴

三菱電機は業務用エアコンの国内シェア率でダイキンに迫る実績を持つメーカーです。業界では2トップの扱いを受けており、業務用エアコンのメーカーとして幅広いシーンでおすすめされています。そんな三菱電機の業務用エアコンは「センサー機能」に優れており、床の温度や人の数、位置までを把握して風よけをしつつ室内温度を均一に保つ「人感ムーブアイ360」が特徴の1つです。

空気の流れに長期間さらされると、人はそれを不快に感じてしまいます。その結果、室内にいる人の集中力が落ちたり、体験が悪印象になったりとあまり好ましいものではありません。

そんな「ドラフト感」を極力抑えられるよう、センサー機能によって業務用エアコンの空気の流れを調整できるメーカーの努力が取り入れられています。ほかにも、ダイキンとはまた違ったサポート体制が整っているのも業務用エアコンのメーカーとして双璧をなす実力だと言えるでしょう。

「三菱電機」のおすすめポイント

  • 製造から販売まで生産ラインが純日本製
  • 人感センサーでドラフト感を抑えやすい
  • いつでも相談できる修理依頼で安心

高暖房能力と高い省エネ性を持つ、ズバ暖スリム

ズバ暖スリムというモデルが上記で説明した機能が全て搭載されているのでおすすめしています。室外機の騒音を抑えてくれる「低雑音ボード」という商品も別売りで販売しているので、業務用エアコンと一緒にご検討すると良いでしょう。

業界初の「個別運転」を搭載した、日立の業務用エアコンが持つ特徴

業務用エアコンメーカーの中でもシェア3位の日立は、全体的にさまざまなモデルがラインナップされています。たとえば、寒冷地仕様の「寒さ知らず」は運転開始からわずか1分で35度を超す温風が吹き出される仕組みです。また、省エネの達人プレミアムは業界トップクラスの省エネ性を誇り、ランニングコストを抑えつつ 真夏や真冬でも定格冷暖房機能をキープできます。

さらに、業界で初めて「個別運転」を導入したのもポイント。通常、室内機と室外機がペアで1つになっているところを、室内機ごとに独立して温度調節が可能です。室外機の設置台数を抑えられるため、省スペース効果が期待できます。

本体価格などを含め、業務用エアコンメーカーの中でも全体的に安定した評価に落ち着いています。

「日立」のおすすめポイント

  • 1台の室外機で多くの業務用エアコンを活用できる
  • 室外機を省スペースで利用可能
  • 「省エネの達人プレミアム」は業界トップクラスの省エネ性

消費電力を30%以上カット、リニューアルの達人

リニューアルの達人というパッケージエアコンが日立の業務用エアコンの中でもおすすめしています。従来の日立の業務用エアコンと比べると、約30%以上の消費電力を削減することができるのでとても経済的です。

自動で過度な電力消費を抑えるセルフデマンド機能が搭載されているので、過度な電力消費による早期劣化を防いでくれます。操作パネルはシンプルかつ多機能で節電ボタンも付いており、節電対応がボタン一つで操作可能です。

低価格で超高効率を狙う、三菱重工の業務用エアコンが持つ特徴

三菱重工の業務用エアコンは比較的低価格で導入しやすい点がメリットです。業務用エアコンの多くは独自機能を謳っているのもの、そのほとんどは差別化されておらず、いずれも似通った機能が搭載されているのも事実です。

その一方で、三菱重工は「お掃除ラクリーナパネル」という仕組みが導入されたモデルがあり、空間に浮遊する塵ごみを回収できます。集めた塵ごみは昇降機能付の専用ダストボックスへ収納され、いつでも手軽にごみを処分できる点もメリットです。

フィルタの自動清掃や塵ごみの自動回収&処分のしやすさを含め、清掃メンテナンスに掛かる負担を大きく軽減できる業務用エアコンがあるなど、メーカーとしては「安さ」「手軽さ」などさまざまなニーズに対応しています。

「三菱重工」のおすすめポイント

  • 清掃やメンテナンスがしやすい
  • シンプルで余分な機能は一切ナシ
  • 比較的低価格なモデルが多い

地球環境にも配慮した、EXCEEDHYPER

EXCEEDHYPERは、最新のR32冷媒を搭載することにより、電気効率は勿論、温室効果ガス削減目標達成を目指す為の環境性向上にも優れています。エアフィックスであれば、空間に違和感なく溶け込むデザインに風避けがデフォルメで搭載されています。風避けのウイングは、天井と水平の高さまで上げることができ、人に直接当てずに快適な空調管理が可能です。

そのため、美容院や雑貨店など空間重視の店舗におすすめしています。

コストパフォーマンスの高い、東芝の業務用エアコンが持つ特徴

東芝は業務用エアコンの中でも、「とにかくコストを抑えたい」という方におすすめのメーカーです。業務用エアコンのメーカー6社の中でも特に本体価格がお買い求めやすい傾向にあり、電気代の安さ(省エネ)も含めて初期費用&導入コストを大きくカットできます。

省エネプランも細かい内容から選択でき、業務用エアコンを設置した環境にあわせて、メーカーが用意した省エネプランを採用できる点もおすすめポイントです。配管や配線が同じ形状になっているため、東芝内で買い替えれば乗り換えコストも大幅に削減できます。

「東芝」のおすすめポイント

  • 業務用エアコン本体価格が安価な傾向で導入コストが安い
  • 省エネプランが豊富でランニングコストを抑えられる
  • ”自社内の乗り換え”なら配管工事が不要なケースも

室外機の設置環境に幅広く対応、ウルトラパワーエコ

令和から販売が開始された業務用エアコン「ウルトラパワーエコ」は、室外温度の対応能力が非常に高いです。オフィスや病院など、同一空間に複数台の業務用エアコンを設置する場合、全てが均等に稼働しているわけではなく、エアコンの内の一台が稼働過多になっていることが多く、一台だけ劣化が早いということがあります。

ウルトラパワーエコは、パワー連動という機能により、稼働過多になっているエアコンの運転を抑制し、他のエアコンを代わりに多く稼働してくれます。

家庭用でも人気の高い、パナソニックの業務用エアコンが持つ特徴

パナソニックは、業務用エアコンメーカーの中ではシェアが落ちるものの、家庭用エアコンメーカーの中では高いシェアを誇る実績があります。近年では業務用エアコンのメーカーとして力を入れており、中でも「ナノイーX」を使ったイオン発生機能がおすすめポイントの1つです。

公式サイトでは高濃度の「ナノイーX」によって花粉を短時間で無力化。汗などの臭いを脱臭する効果も期待できるとされています。さらに、「ナノイーX」が内部で循環することで、カビなどの成長を抑制できるのもメリットです。

また、省エネ機能に優れており、低消費電力で業務用エアコンを利用できるのもメーカーの中でおすすめされるポイントでしょう。業務用エアコン本体の価格も手頃な印象のため、「業務用エアコンの価格がネック」という方にもおすすめのメーカーだと言えます。

「パナソニック」のおすすめポイント

  • 家庭用エアコンで培ったノウハウが詰まっている
  • 「ナノイーX」で花粉症対策や脱臭効果も期待できる
  • 省エネでランニングコストを抑えやすい

「ナノイーX」機能搭載で清潔を保つ、Gシリーズ

パナソニックの中では、Gシリーズが非常に人気でおすすめです。ナノイーX技術も搭載されているので、空調を管理しながらウイルスや臭いを抑制してくれます。

パナソニックが独自で開発を行った「エコナビ」という人検知センサーと床温度センサーを利用した自動節電機能により、無駄な電力消費を自動でカット!人感センサーを利用し、人に直接風を当てないように制御できますので、人が長時間滞在する空間では非常に便利です。

まとめ

業務用エアコンはメーカーによっておすすめポイントが変わります。そのため、業務用エアコンの買い替えや導入を検討している場合は、「価格の安さ」「サポートの手厚さ」「導入のし安さ」「多機能さ」などさまざまな視点でメリットを比較検討することがベストです。

とはいっても、実際に導入する業務用エアコンはメーカーだけで選定するのではなく、シーン別におすすめされている機種を導入したほうが良いのは間違いありません。「業務用エアコンのメーカーはコレにしよう」と決定打を見出した場合は、あわせて「用途」「設置場所」などからそれぞれ適した業務用エアコンをリスト化して選ぶことをおすすめします。

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