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設備用エアコンとは?業務用エアコンとはどう違う?

設備用エアコンは、主に工場などで利用されているエアコンです。業務用エアコンとは異なるエアコンであるため、導入の際には違いについてしっかりと知っておく必要があります。今回は、設備用エアコンについて紹介します。

 

 

設備用エアコンと業務用エアコンの違いとは

 

設備用エアコンと業務用エアコンでは、価格、設置場所、形状などが異なります。

まずは、それぞれの違いを見ていきましょう。

 

・設備用エアコンとは?

設備用エアコンとは、業務用エアコンの原型とも言われている箱型のエアコンです。工場などの広い空間の空調を整えるためのエアコンで、駅構内や地下街、アミューズメントパークでも使用されています。

設備用エアコンでは、熱交換率に優れた水冷一体型、圧縮機が室内機に搭載されている空冷リモートコンデンサー型の2種類が多く出回っていますが、最近ではセパレート型も増えてきています。他にも、窓際などのペリメーターゾーンに壁を貫通させて設置するウォールスルー型など、運転方式の種類は豊富です。

 

・価格の違い

設備用エアコンと業務用エアコンでは材質が異なるため、価格帯に差が出ます。

業務用エアコンの室内機は主に樹脂でできており、比較的安い価格で購入可能です。一方、設備用エアコンの室内機はほとんどが鉄板でできているため、価格は業務用エアコンに比べて割高になります。その分頑丈で壊れにくく、長期にわたって使用できることがメリットです。

荷物の移動が多い工場やフォークリフトを使用する場所では、誤ってぶつける可能性もあるため、衝撃に強い設備用エアコンが適しています。

 

・設置場所の違い

業務用エアコンと設備用エアコンには、設置場所にも違いがあります。

業務用エアコンが店舗やオフィス向けに設計されているのに対し、設備用エアコンは主に工場で使われることを考慮して設計されたエアコンです。そのため、設備用エアコンは耐久性が高いだけでなく、粉じんやオイルミストを除去するフィルターやダクトで離れた場所に送風する機能など、工場で使用する際に役立つ機能が多く搭載されています。

ただし、耐久性や粉じんなどがあまり気にならない工場では、低価格が優先されるため、必ずしも設備用エアコンが選ばれるわけではありません。

 

・選べる種類の数の違い

設備用エアコンの形状は2種類しかないのに対し、業務用エアコンにはさまざまな形状の種類があります。

 

<設備用エアコンの種類>

設備用エアコンの種類は、以下の通りです。

 

  • 床置型
  • 天井吊型

 

設置用エアコンの中でも主流なのが、床置型です。工場などの天井が高い空間では、作業している人の近くを効率よく冷暖房できる床置型が選ばれています。一方で、工場内に荷物や機械が多く、床置型エアコンの設置が難しいケースもあります。その場合、床面スペースが必要ない天井吊型エアコンが選ばれることが多いでしょう。

 

<業務用エアコンの種類>

業務用エアコンの種類は、以下の通りです。

 

  • 床置型
  • 天井吊型
  • 天井カセット型
  • ダクト型
  • 壁掛型
  • ビルトイン型

 

上記以外にもいくつか種類があり、各建物の特徴に合わせて適切なエアコンを選ぶことができます。

たとえば、天井カセット型は天井とエアコンが一体化していて目立ちにくいため、店舗へ設置する場合におすすめです。

 

 

設備用エアコンで選べる床置型とは

床置型は天井の高い建物にも対応できるため、設備エアコンの中でも主流となっています。

 

・床置型の特徴

床置型は、名前の通り、床に据え付けるタイプの設備用エアコンです。

床置型は背が高く、6馬力以下のタイプでも高さ1800mm×幅600mm×奥行き300mm程度あります。本体の下半分の吸込グリルから吸い込んだ空気を冷風または暖風にして、本体上部の吹き出し口から出される仕組みです。

 

・床置型のメリット

床置型のメリットは、設置が簡単であることです。室内の短手方向の壁側に据付を行い、1方向の吹き出しで部屋全体を快適な温度にします。

また、腰の位置あたりにフィルターの取り出し口があるため、メンテナンスがしやすいこともメリットと言えるでしょう。

室外機と室内機を壁1枚挟んだ近い位置に設置して配管を短くすることで、設置にかかる費用を抑えられます。

また、上吹ダクト接続ができるタイプであれば、比較的大きな場所にも適応することができます。

 

・床置型のデメリット

床置型のデメリットは、床スペースを占有することです。

現在では、薄型の床置型エアコンが多く出回っているため、そこまで広いスペースは必要ありませんが、エアコンの前面と左右、上部はメンテナンスをするときのサービススペースとして一定の空間を確保しておく必要があります。そのため、床置型の周囲にはものを置くことができません。

 

 

設備用エアコンで選べる天井吊型とは

工場内の設備の関係などで床置型が設置できない場合、天井吊型を設置します。

 

・天井吊型の特徴

室内機を天井から吊り下げた状態で設置する設備用エアコンです。天井が高い場所に設置する際は、天井付近ではなく、人のいる高さまでエアコンを吊り下げた状態で設置します。

 

・天井吊型のメリット

天井吊型は、壁に大きな穴を開けることなく設置できます。床置型のように床面スペースを占有することがなく、静かに運転するため、オフィスや店舗などにおすすめです。

また、遠くまで風を送ることができ、細長い空間や天井の高い空間でも、足元まで風を行き渡らせられます。

 

・天井吊型のデメリット

天井吊型は吹き出し口が1方向しかないため、両サイドや真下には直接風を送りにくいというデメリットがあります。設置の際は、送風される範囲を考慮して場所を決めましょう。

 

 

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まとめ

設備エアコンと業務用エアコンでは、価格帯から設置場所、種類までさまざまな違いがあります。新しく設備用エアコンや業務用エアコンの購入をお考えの方は、設置する施設や用途に合わせて、適切なエアコンを選びましょう。

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