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業務用エアコンの今すぐできる節電方法を紹介

業務用エアコンは、オフィスや施設内の中でも電気料金が高い機器ですので、業務用エアコンの節電は企業全体の固定費削減に大きく貢献します。しかし節電の方法を知らず使っているとあっという間に電気効率は落ち、快適に使おうとするとより多くの電力が必要になるという悪循環に陥ってしまうことも、、、。

そこで今回は、だれでも行える業務用エアコンの節電方法をまとめていきます。節電方法は数多く存在するので、まずは身近で簡単にできるものから挑戦してみましょう!

業務用エアコンの今すぐできる節電方法を紹介

業務用エアコンの節電を行うことは、同時に業務用エアコンの寿命を長くすることにも繋がります。エアコン自体の寿命が長くなれば、間接的に固定費を削減できるので一石二鳥ですね!

まずはフィルター清掃!

業務用エアコン節電の基本は、フィルター清掃です。エアコンは、空気をたくさん室内機の中に取り込み、熱交換をしてから室内に冷温風を出して室内温度を変化させています。フィルターにゴミやホコリが詰まってしまうと熱交換の能力が下がり、電気効率は著しく落ちてしまいます。フィルターが汚れている状態で、新品の時のような室内温度を目指すと多めに温度を上げ下げする必要があるので、電力の大量消費は避けられません。

フィルター清掃は、個人で簡単に行うことができますので、定期的に清掃しましょう。清掃の目安は、オフィスであれば大体2~3週間に一回程度で問題ありません。

業種や環境により、ホコリが舞うような施設では、この頻度を3日に一回程度に上げることをおすすめしています。

また、定期的なフィルター清掃によって、エアコンから出る空気をクリーンな状態で保てますので、ウイルスの影響を受けやすい病院や保育園なども頻繁にフィルター清掃を行うと良いでしょう。内部までの清掃はやはり専門の業者でなければ、トラブルの元です。数年に1度は、専門のクリーニング会社に依頼することをおすすめします。

室外機に打ち水する

室外機と室内の温度差を少なくすることで、電気効率を高めることができます。そのため、夏は室外機を涼しく、冬は室外機を暖かく保つことが鉄則。

夏季は、室外機に打ち水をすることで電気効率を上昇させることができます。原始的な方法のように聞こえますが、意外と効果的に節電が可能です。

打ち水をする時は、室外機が直射日光に当たっていないか確認しましょう。なぜなら、直射日光に当たっていると水がすぐに蒸発してしまい、十分に室外機を冷やせないからです。

ちなみにダイキンの業務用エアコンであれば、温度の変化に合わせて室外機に水を自動で噴射してくれる「スカイエアカット」というパーツも販売されています。

遮光を遮断する

夏季に室外機をできるだけ冷たい状態に保つために、室外機の周りを遮光カーテンのようなもので覆うことでも電気効率を高めることができます。遮光するために使うものとして、必ず通気性の良いものにしましょう。ホームセンターで買うことができる農業用の遮光ネットなどが簡単に購入できすのでおすすめです。

室外機だけでなく、室内のカーテンを遮光カーテンに換えるだけで室内の温度上昇を緩やかにしてくれるので、過度なエアコン温度設定を行う必要がなくなり、結果として節電に繋がります。

簡単リモコン操作!エアコンの機能をうまく使おう!

実は、リモコン操作からも簡単に節電することができます。意外とリモコンの細かい設定を行っている方は少ないと思いますので、これを機会に自社のリモコンの設定を見直しましょう。

設定温度の変更する

業務用エアコンの節電で大事なことは、室内の温度を一定に保つことです。エアコンの設置場所や使用年数によって、設定温度の表示通りに温度を変化させられない場合があります。例えば、設定温度が28℃でも実際の部屋の温度は30℃という場合があるということです。まずは、「何度に設定すると実際の部屋の温度が何度に変化するか」把握しましょう。把握できましたら、把握した温度になるようにエアコンの温度設定を行います。

一般的に、夏は28℃、冬は20℃に室温が調整できると快適に過ごせます。

業務用エアコンによっては、〇〇時になると温度を切り替える設定ができるので、温度の自動設定を用いて空調を調節しましょう!

ちなみに、1℃部屋の温度を最適化できる毎に、約10%の節電効果が得られます。

デマンド制御

デマンド制御とは、30分毎に電力消費量を測定し部屋の快適性を保ちながら、上限電力量を超えないようにコントロールしてくれるプログラムのことです。

この機能が搭載されていれば、エアコンが独自に学習しエアコン使用量を調整してくれるため、自分で部屋の温度を管理する必要がなくなり非常に便利です。

デマンド制御機能は、ダイキンの業務用エアコンに搭載されていることが多いので、ダイキンのものを使っていれば、既にデマンド制御機能を利用しているかもしれません。

分散起動する

分散起動とは、複数の業務用エアコンを同時に起動するのではなく、タイミングをズラしてエアコンを起動するです。

ピーク電力付近でエアコンを稼働させていると無駄な電力を消費してしまいます。分散起動を行うことによって、ピーク電力を抑えることができエアコンの負担を軽減できます。

特に、寒い日の朝にエアコンを起動させる際、ピーク電力に到達することがありますので、朝は一台ずつズラして起動させることをおすすめしています。

残熱を利用する

就業の30分前に業務用エアコンを停止させて、残りの熱で30分の営業を行うことで省エネに繋がります。オフィスの場合、8時間の運転時間から30分短縮するだけで、約6%の省エネ効果が期待できます。エアコンの消費電力の大きい夏や冬により効果的です。

ナイトパージ

ナイトパージとは、暑い日の営業時間外(主に夜中)に外気を室内に取り込み、翌日の始業の際にエアコンの消費電力を軽くするという節電方法です。夜中から明け方にかけて、外気は一気に冷え込みます。例えば、真夏日でも夜中の外気温は28℃前後になろことが多く、環境省が推奨する真夏日の室内温度・28℃を下回ることが多いです。

ナイトパージ機能が搭載されていない場合は、営業時間外に換気扇をオンにしたり窓を少し開けるなどして、外気を取り込むことをおすすめします。

実際に国土交通省の実験によると、ナイトパージを行うと月のエアコン料金の約5%が削減できるそうです。

又は、ロスナイ(熱交換器の付いている換気扇)の設置でナイトパージが可能になりますが設置費用等が掛かりますので施工業者に確認してみると良いでしょう。

エアコン施工会社の清掃でさらなる省エネへ!

清掃やメンテナンスに関しては、エアコン施工会社に依頼することもおすすめしています。フィルター清掃一つとっても個人でできる範囲には限りがあります。エアコン施工会社であれば、満遍なくエアコンの清掃を行ってくれます。また、エアコンの劣化や買い替えのアドバイスもしてくれるので、結果的に効率よくエアコンを使えます。

エアコンの清掃を行ってくれる会社は、くらしのマーケットなどのマッチングサイトを一から検討しなければいけないので、時間はかかるかと思いますが、その分将来的に節電になるでしょう。もし、過去に施工依頼をしたエアコン施工会社が清掃やメンテナンスのサービスも担当しているのであれば、一度依頼してみるのも良いでしょう。

まとめ

今回は簡単にできる業務用エアコンの節約方法を紹介させていただきました。どれも今すぐできる方法なので、取り組みやすそうなものから試してみましょう。

それでも、効率が上がらない場合はエアコン本体が故障している場合がありますので、買い替えもしくは修理を検討してみてください!

エアコン総本店では、業務用エアコンを中心に施工工事を行っておりアフターフォローやメンテナンスにも対応しています。創業から40年の実績と経験もあり、すべての形状のエアコン・あらゆる設置環境においても対応可能です。

ぜひお気軽にご相談ください!


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