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業務用エアコンで馬力を気にすべきか?最適馬力を解説

業務用エアコン施工会社のサイトを見てみると、どのサイトも「馬力が〇〇。」「〇〇馬力の業務用エアコンをご用意しています。」のような文言が記載されています。しかし、初めて業務用エアコンを購入される方にとっては、「馬力ってなんのこと?」「馬力が強ければいいの?」と様々な疑問が浮かぶかと思います。

今回は、馬力とは何か?という基礎的な部分から業種ごとに最適な馬力数はどれくらいかなどまとめていきます。

業務用エアコンにおける馬力とは?

業務用エアコンにおける馬力とは、エアコンの強さを表す単位です。kwがエアコンの能力を表す正式な単位なので、エアコンメーカーによってはkwで表すこともあります。

ちなみに、1馬力=2.8kwと換算され、約8畳分くらいの空調管理能力があるということを念頭に入れておきましょう。

最適馬力を選ぶ理由

馬力をただ闇雲に上げれば良いという訳ではなく、その部屋に適した馬力がある業務用エアコンを買うのが鉄則です。最適馬力と呼ばれており、最適馬力の業務用エアコンを導入することで様々なメリットがあります。

省エネになり電気代を最適化できる

必要以上の馬力の業務用エアコンを導入してしまうと、より早く室内の空調を整えることができますが、その分電気効率は悪くムダに電気を使ってしまいます。反対に、馬力が足りないエアコンを導入してしまうと、常に最大出力で稼働させないと理想の温度に部屋を保つことができず、大量の電力=コストが必要なのです。

また、業務用エアコンと室外機の繋げ方によって、電力消費も変わりますので繋げ方の違いも理解しておくと良いですね。

ハウジング、マルチエアコン、パッケージエアコンとは?特徴や違いを紹介

早期による故障の防止

最大出力でエアコンをフル稼働させていると、エアコンの心臓部とも呼ばれているコンプレッサー(圧縮機)の能力が低下し、温度調節ができなくなります。最適馬力のエアコンを導入し、最適温度を保っていればコンプレッサーに過度な不可がかからないので、早期故障防止に繋がります。ちなみにコンプレッサー交換は、業務用エアコンの修理工事の中でも1番コストがかかる工事です。場合によっては、取り替えてしまった方が安くすむことになることもあるので室内にあった馬力選定は重要になります。

業種によって最適馬力が違う!早見表と理由を紹介

業種によって必要なエアコンの性能が異なるため、最適馬力は変わります。エアコンの設置可能場所が限られている空間も同様に最適馬力が異なります。そのため、プロの事前調査は必要不可欠ですが、大まかな最適馬力を理解しておくと、どれくらいの性能のエアコンを購入しなければいけないということがわかるようになるので把握しておきましょう!

オフィス

㎡で選ぶ 坪で選ぶ 畳で選ぶ 馬力の目安
24〜35㎡ 7〜11坪 15〜21畳 1.5馬力
26~39㎡ 8~12坪 16~24畳 1.8馬力
29~43㎡ 9~13坪 18~26畳 2馬力
33~49㎡ 10~15坪 20~30畳 2.3馬力
37~55㎡ 11~17坪 22~33畳 2.5馬力
47~70㎡ 14~21坪 28~42畳 3馬力
66~97㎡ 20~29坪 40~59畳 4馬力
82~122㎡ 25~37坪 50~74畳 5馬力
94~139㎡ 28~42坪 57~84畳 6馬力
132~195㎡ 40~59坪 80~118畳 8馬力
165~243㎡ 50~74坪 100~147畳 10馬力

オフィスの場合、他の業種に比べて、最適馬力は小さくても十分に性能を発揮してくれます。理由としては、一般的なオフィスであれば障害物が少ない空間ですので、効率よく業務用エアコンを稼働させることができます。

しかし、オフィスといってもパソコンやコピー機など熱を発する機械が多く設置されている所は、機械の数によって最適馬力が変動しやすいです。

又、いくつもフロアがあるようなオフィスであれば、リモコン一つで全てのエアコンを操作できるマルチエアコンをおすすめしています。

飲食店

㎡で選ぶ 坪で選ぶ 畳で選ぶ 馬力の目安
11~17㎡ 3~5坪 7~10畳 1.5馬力
12~20㎡ 4~6坪 7~12畳 1.8馬力
14~22㎡ 4~7坪 8~13畳 2馬力
15~24㎡ 5~7坪 9~15畳 2.3馬力
17~27㎡ 5~8坪 10~16畳 2.5馬力
21~35㎡ 6~11坪 13~21畳 3馬力
30~49㎡ 9~15坪 18~30畳 4馬力
38~61㎡ 12~18坪 23~37畳 5馬力
43~70㎡ 13~21坪 26~42畳 6馬力
61~97㎡ 18~29坪 37~59畳 8馬力
76~122㎡ 23~37坪 46~74畳 10馬力

飲食店は、他の3業種の中では1番馬力が高いエアコンを導入するのが一般的です。厨房からの熱を下げるためにオフィスや病院に比べて、馬力を必要とします。

また、お好み焼きや焼肉などテーブル席でお客様が調理をする場合、さらに馬力の高い業務用エアコンを導入しなければなりません。

美容院

㎡で選ぶ 坪で選ぶ 畳で選ぶ 馬力の目安
14~17㎡ 4~5坪 8~10畳 1.5馬力
16~20㎡ 5~6坪 10~12畳 1.8馬力
17~22㎡ 5~7坪 10~13畳 2馬力
19~24㎡ 6~7坪 12~15畳 2.3馬力
22~27㎡ 7~8坪 13~16畳 2.5馬力
28~35㎡ 8~11坪 17~21畳 3馬力
39~49㎡ 12~15坪 24~30畳 4馬力
48~61㎡ 15~18坪 29~37畳 5馬力
55~70㎡ 17~21坪 33~42畳 6馬力
69~87㎡ 18~29坪 42~53畳 8馬力
97~122㎡ 23~37坪 59~74畳 10馬力

美容院・理髪店は、飲食店とだいたいの最適馬力が同じと認知しておくと良いでしょう。美容院は、常に明るい状態を保ち熱が発生してしまう機材が多くあるからです。

美容院は長時間同じ席に座ることが多いので、業務用エアコンを選ぶ際は最適馬力だけでなく、風のコントロール性能も意識して購入しましょう。

病院

㎡で選ぶ 坪で選ぶ 畳で選ぶ 馬力の目安
21~31㎡ 6~9坪 13~19畳 1.5馬力
24~35㎡ 7~11坪 15~21畳 1.8馬力
26~38㎡ 8~12坪 16~23畳 2馬力
29~43㎡ 9~13坪 18~26畳 2.3馬力
33~48㎡ 10~15坪 20~29畳 2.5馬力
42~62㎡ 13~19坪 25~38畳 3馬力
59~86㎡ 18~26坪 36~52畳 4馬力
74~108㎡ 22~33坪 45~65畳 5馬力
84~123㎡ 25~37坪 51~75畳 6馬力
118~172㎡ 36~52坪 72~104畳 8馬力
147~216㎡ 45~65坪 89~131畳 10馬力

病院は、オフィスと同じくらいの馬力で十分ですので、オフィスのエアコンを対応しているエアコン施工会社であれば問題なく工事してもらえます。

病院の場合は、馬力以上に空気の匂いや湿度が重要ですので、空気正常機能付き業務用エアコンか別で空気清浄機か保湿機を購入する必要があります。

早見表はあくまでも目安

あくまでも早見表は、最適馬力の基準値ですので目安でしかありません。実際は、エアコンを設置できる場所や機械の設置数、照明の数、日当たりなど様々な要因で最適馬力は変わります。オフィスに業務用エアコンを導入する場合でも、飲食店の最適馬力くらいの性能のエアコンが必要な事例もあります。

逆に、飲食店でも熱をあまり使わない飲食店であれば、オフィスや病院の目安最適馬力を参考にしても良いかもしれません。

そのため、少し調べたあとは業務用エアコン施工会社にお問い合わせと見積もりを出してもらうことをおすすめしています。

ほとんどのエアコン施工会社には、無料見積もりサービスがありますので、こちらのサービスをうまく使いましょう。

まとめ

業務用エアコンは、馬力だけではなく最適馬力を意識すると良いということがご理解いただけたかと思います。ただ、最適馬力でも空間の状態や業種によって変動するものです。そのため、一旦エアコン施工会社にお問い合わせをしてみると良いでしょう。

エアコン総本店では、創業から40年の実績と経験もあり、すべての形状のエアコン・あらゆる設置環境においても対応可能です。業務用エアコンを中心に工事を行っておりアフターフォローやメンテナンスにも対応しています。

ぜひお気軽にご相談ください!


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